シーリングの劣化を放置し続けるとどうなる?リスクと対策を徹底解説!
投稿日:2025年7月27日
シーリング(コーキング)とは、建物の外壁や窓枠、浴室、キッチンなど、さまざまな場所で使用されている建築材料です。
主に部材同士の隙間を埋めて、防水性を保つ役割を担っています。
しかし、シーリングは経年劣化によりひび割れや剥がれ、硬化などの問題が生じます。
そのような症状を放置し続けると、どのようなリスクがあるのでしょう。
今回はどんなお住まいにも使われているシーリングに焦点を当て、劣化を放置するリスクや対策方法について詳しく解説します。
シーリングのメンテナンスを10年以上行ったことがない方は、ぜひ最後までご覧ください。
シーリングとは?その役割と重要性
シーリングとは建物の隙間を埋めるために使用されるゴム状の材料(シリコンやウレタンなど)のことです。
主に以下のような役割を担っています。
・防水機能: 雨水や湿気の浸入を防ぎ、建物の内部を保護する。 ・気密性: 外部の空気や音、熱の侵入を防ぎ、室内の快適性を維持する。 ・構造保護: 建物の動き(膨張や収縮)に対応し、ひび割れや破損を防ぐ。 |
特に外壁や窓枠、浴室など、水や湿気にさらされる場所ではシーリングの状態が建物の寿命に直結します。
シーリングは永久的なものではなく、紫外線、温度変化、湿気などの影響で劣化します。
シーリングの劣化を放置するとどうなる?
シーリングの劣化を放置すると、建物全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
以下に、具体的なリスクを詳しく解説します。
雨漏りの発生
シーリングはひび割れや剥がれが起こると、雨水が建物内部に浸入しやすくなります。
特に外壁や窓枠のシーリングが劣化している場合、雨漏りが発生し、以下のような問題を引き起こします。
・壁や天井のシミ・カビ: 雨水が壁内部に浸透すると、カビやシミが発生し、見た目や健康に悪影響を及ぼす。 ・構造体の腐食: 建材が湿気で腐り、建物の強度が低下する。 ・電気系統のトラブル: 雨水が配線に接触すると、漏電や火災が起こる可能性がある。 |
カビや悪臭の発生
シーリングの劣化によって雨水や湿気が浸入し、カビの発生を助長します。
カビはアレルギーや呼吸器疾患の原因となるため、小さなお子様や高齢者がいる家庭では特に深刻な問題です。
悪臭も発生するため、生活のしにくさや服などへの臭い移りも起こります。
建物の構造へのダメージ
シーリングは建物の動き(熱膨張や収縮、地震など)に対応するために柔軟性を保つ役割があります。
劣化により硬化やひび割れが進むと、この機能が失われ、外壁のひび割れや建物の歪みが発生します。
室内環境の悪化
シーリングが劣化すると気密性が低下し、室内に隙間風が入ったり、冷暖房による空気が外へ漏れてしまいます。
夏は暑く冬は寒くなり、冷暖房による電気代やガス代が増加して家計に負担がかかります。
修繕費用の増加
シーリングの劣化を放置すると外壁のひび割れや雨漏りなど症状が悪化し、修繕費用が高額になる可能性があります。
シーリング補修のみなら数万円程度で済む場合がありますが、雨漏りや構造的ダメージが発生すると、数十万円〜数百万円の費用がかかることもあるため、できるだけ早めの修繕をおすすめします。
シーリングの劣化のサイン
では、どのような症状が発生したらメンテナンスが必要なのでしょう。
以下の症状はシーリングを打ち替える時期の可能性が高いため、専門業者にご相談ください。
・ひび割れ: シーリング表面に細かい亀裂やひび割れが見られる。 ・剥がれ: シーリングが外壁や窓枠から剥がれている。 ・硬化: ゴムのような柔軟性がなくなり、硬くなっている。 ・変色: シーリングが黄ばんだり、黒ずんだりしている。 ・カビの発生: カビがシーリング表面に広がっている。 |
シーリングによるトラブルを防ぐ対策方法
シーリングの劣化は放置せずに適切な対策を講じることで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持できます。
以下に、具体的な対策方法を紹介します。
定期的な点検と打ち替え
シーリングによるトラブルを防ぐ何よりの対策は定期的に劣化状況をチェックし、必要であれば打ち替えなどのメンテナンスを行うことです。
目安として10年に1度は専門業者に状態を見てもらうといいでしょう。
寿命の長いシーリング材を選ぶ
シーリング材にはさまざまな種類があり、耐久性や価格がそれぞれ異なります。
以下は代表的なシーリング材と、その特徴です。
・シリコン系: 防水性が高く、浴室やキッチンに最適。ただし、上から塗装ができない。 ・ウレタン系: 耐久性が高く、外壁に適している。塗装可能。 ・変成シリコン系: シリコンとウレタンの利点を兼ね備え、幅広い用途で使用可能。 |
打ち替えなどのメンテナンスを行う際には環境や用途に合ったシーリング材を選びましょう。
また、できるだけ耐久性が高く、寿命の長い商品を選ぶと次回までのメンテナンス時期を延ばすことができます。
最近では一般的なシーリング材の寿命は約5~10年ですが、最近では約20~30年持つ商品も登場しています。
シーリング補修にかかる費用は?
シーリング工事は大きく2つの施工方法があり、それぞれ費用が異なります。
1つが既存のシーリングを撤去して新しく打ち替える「打ち替え工事」。
もう1つが既存のシーリングの上から新しいシーリングを打つ「増し打ち工事」です。
施工方法別の費用相場は以下の通りです。
打ち替え工事 | 約900~1,200円/m +シーリング撤去費用1~3万円 |
増し打ち工事 | 約500~900円/m |
※高所での作業の場合は上記の他、足場代が約20万円~25万円(30坪の場合)かかります。
シーリング工事のことならK’S CREATEへ!
シーリングの劣化を放置すると雨漏り、カビ、修繕費用の増加など、さまざまなリスクが伴います。
これらの問題を防ぐためには、定期的な点検と早めの補修が不可欠です。
当社、K’S CREATEはシーリング工事はもちろん、外壁塗装や防水工事など、外装全般のメンテナンスを承っています。
建物に不具合が起こっていないか、工事が必要か気になったらお気軽にお問合せください。
ご相談・点検・お見積もりは無料で行っています。
広島市の外壁塗装、屋根塗装、防水工事、住まいの塗り替えリフォーム専門店【K’S CREATE】広島市、三次市、福山市、廿日市市、安芸高田市他、広島県全域対応
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