塗装業者の選び方~基礎編~

投稿日:2023年5月26日

毎年7,000件ほど国民生活センターに相談が寄せられています

訪問販売によるリフォーム工事の

相談件数

国民生活センターに相談
出典:独立行政法人国民生活センター ホームページより抜粋

外壁塗装を依頼するときに、どの業者に依頼するか迷う人が多いと思います。知り合いに塗装屋さんがいればいいのですが、そうでない場合は自分で探すほかありません。
「外壁工事・増改築工事・塗装工事・内装工事」などのリフォーム工事というのはトラブルが多く、国民生活センターには、毎年7,000件ほどの相談があります。
リフォーム業者の中には残念なことに悪徳業者もいるため、トラブルに遭わないようにするためには、業者選びが重要です。

塗装業者選びで失敗しないためのポイント5つ

塗装工事を成功させるポイントは、「色選び」や「塗料選び」よりも、まずは「業者選び」からです。

優良業者に依頼すれば、経験や知識をもとに色選びや塗料選びについて適切な提案をしてくれます。

では、具体的にどのように塗装業者を選べばいいでしょう。

1つずつ確認していきましょう。

 

その1.自社施工かどうか

自社施工かどうかを確認
着工までの説明や打ち合わせをしても、結局のところ施工する業者が下請けさんで、今まで話してきた人と違う。
その結果、言っていた内容と違う仕上がりになった、というのが実際に多いご意見です。
失敗しないためには話した人がそのまま作業する自社施工が大事です。
また、下請け業者に任せると言うことは中間マージンも発生しますので、余分な費用が発生することになり、自社施工の業者に依頼する金額よりも高くなります。
 

その2.職人さんや会社の資格を確認

職人さんや会社の資格を確認
実は、塗装業を営業するには資格も許可も必要ありません。
これにより、塗装業界に悪徳業者と呼ばれる会社が存在しています。
職人さんの中には、一級塗装技能士の資格を持っている方がいます。
一級塗装技能士とは、年に一度だけ行われる、難易度が非常に高い国家資格です。
実務経験が7年で、初めて受験資格が得られます。
ベテランの職人であっても難しいとされる一級塗装技能士は、合格率が50%前後と言われています。
そのような資格を持つ職人さんを抱えてる会社であれば、比較的安心できるでしょう。

その3.保険加入を確認する

保険加入を確認する
高所での塗装工事では足場を組みます。
場合によっては足場が家に接触して家の一部が壊れたり、塗装の工程で塗料が車や隣の家に飛散するなどの事故も起こり得ます。
足場は足場職人が組み、塗料は飛ばないよう、飛散防止シートやビニールシートで養生をしますので、事故が起こる可能性は低いですが、万が一の事故に備えた保険があります。
その万が一に備えるというお客様に対する配慮ができている会社はやはり配慮していない会社より信用できると言えます。
 
 

その4.契約書や保証書を確認する

契約書や保証書を確認する
塗装工事では契約書に細かく内容を記載されていなかったり、契約後の保証を記載していない業者が多く存在いたします。
トラブルになる可能性がある仕事をする会社ほど、裁判などに備えて契約書に細かく内容を記載していなかったり、保証をうたわないことのが多いのです。
いくら営業マンが親切丁寧だとしても契約書や保証書の内容が明確であるか確認しておきましょう。
 

その5.訪問販売業者とは契約しない

訪問販売業者とは契約しない
全ての訪問販売業者が悪というわけではありませんが、最もトラブルが多いのが訪問販売と言われています。
訪問販売の場合、契約から8日以内であればクーリングオフが可能ですが、契約を急かされたとしても即決しないようご注意ください。

塗装業者の選び方①見積もりの落とし穴

各社の見積もりの塗装面積が

違うのはなぜ?

各社の見積もりの塗装面積が違っているのはなぜ?
お客様からよくいただくご質問の一つに、「複数の業者から見積もりを取ったら、面積がバラバラで比べられない」というのがあります。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事など、面積によって金額が変わるものがほとんどです。
同じ家にも関わらず、面積も金額もバラバラ。これでは、判断が難しいですよね。
 
なぜ各社面積が違うのか、どの面積が正しいのかを解説します。

その1.塗装面積を実測しているか

塗装面積を実測しているか?
当社では外壁塗装でも屋根塗装でも、お見積もりの際には、原則実測して面積をお出しします。
しかし、中には建坪だけで面積を出していたり、面積を測らずに出している業者も存在します。
その理由、「面倒だから」というのが圧倒的に多いようです。
見積もり金額の元となる面積すらしっかりと図らない業者が、「うちは三度塗りで、持ちが良いですよ」と言われても、私たちからすると
「見積もりの時点で手抜きが始まっている」
と言わざるを得ません。
開口部を除外しているか

その2.開口部を除外しているか

塗装面積というのは、言葉通り「塗料を塗る面積」です。
一例として、日本ペイントのパーフェクトトップという塗料で、外壁を塗るとします。
では、その塗料で窓も玄関も塗るのでしょうか。
 
ここでのポイントは、
 
・塗装面積に入らない箇所は除外(玄関や窓などの開口部)
・同じ塗装でも塗料が異なる(雨戸や軒天などの木部)
 
という点です。
 
塗装面積を実測し、さらに開口部まで引き算しなければ、正確な塗装面積は算出できません。

補足 塗装面積は建築図面からも算出可能です

保険加入を確認する
塗装面積は、家を建てたときの図面からも算出可能です。
ただ、当社ではできるだけ実測するようにしています。
なぜかというと、実測するときに、外壁や屋根の劣化を見つけることができるからです。
その劣化の状態により、必要な補修工事や、最適な塗料が変わることもあります。
そのため、できる限り職人の目で見て、測るという手間を惜しみません。
 
稀にあるのが、見積もりは安かったが、後から「ここも劣化していたので、別途費用かかります」と費用が膨れ上がるケースです。
当社は、調査の時点でしっかりと見させていただく分、万が一、後から他の工事が発生しても追加で費用をいただくことはありません。
なぜなら、それを見落としたのは当社の責任であるからです。
(ただし、屋根の防水シートや基礎の劣化などは、屋根材や壁材を剥がさなければ確認できないため、その点は事前にリスクとしてご案内します。)
 
現場調査に来た時に、「面積を測らせてください」ということを言わない業者には要注意です。

塗装業者の選び方②営業マンの「今日決めてくれたら、安くします」の裏事情

今日決めてくれたら安くします
「今日決めてくれたら、●●円にしますよ」
こんなフレーズは、買い物シーンでもよくある話です。
この言葉そのものは、悪いことではありません。
安くなれば嬉しいですし、得した気分にもなりますよね?
塗装業者も同じです。
塗装業者の営業マンが、セールス活動の中でこのようなフレーズが飛び出すことは、何も悪いことではないのです。
ただ、気を付けなくてはならないシチュエーションもあります。

訪問販売の見積りには要注意

飛び込み営業の見積りには要注意
訪問販売(飛び込み営業)の見積もりには、要注意です。
その理由は、支払う工事費の中に、「工事をしない営業マンの人件費が含まれているから」です。
 
訪問販売をしている業者が悪いとは言いません。
しかし、経営上、従業員を雇って訪問販売をさせていたら、その分の人件費がかかります。
 
見積金額の中に、その人件費が含まれているのは明らかです。
 

大幅な値引きには要注意

大幅値引きには要注意
安くなるのは嬉しいことですが、当初の提示金額から大幅に下がる場合は注意が必要です。
なぜなら、値段が下がるということは「利益を大幅に含む見積りであった」ということが言えるからです。
 
一例として、150万円の見積もりが「今日決めるなら100万円になる」ということは、100万円でも、利益があるから、それでやれるのです。
 
つまり、当初の金額は50万円以上の利益を含めて出されていた金額ということになります。
 
もっと言えば、実際の塗装工事の価値は100万円以下、ということになります。
 
値下げの理由もいろいろあるとは思いますが、まずはその値下げ幅に注意しましょう。
 

即決でこちらが考える余地を与えない

即決で考える余地を与えない
即決を迫るもう一つの理由が「こちらが考える余地を与えない」ということです。
一度決めてしまってから「やっぱりやらない」「やっぱり他の施工店にする」というのは言いにくいですよね。
また、一度提案を保留にしてしまうと、他の塗装業者から横やりが入り、契約の成約率が下がることも理由の一つです。
 
即決を迫る営業マンの一番の理由はそこでしょう。
もちろん、会社から数字のプレッシャーがあったりと、背景はいろいろあるでしょうが・・・。
 
一生懸命な営業マンを見ると、ついつい良い返事をしたくなるお気持ちはわかります。
しかし、毎日住むご自身のお住まいのことです。
しっかりと考え、見極めていただければと思います。
営業マンがいかに言葉巧みであっても、そこの塗装業者と契約することを決めるのはお客様です。
安易に契約してお客様が後悔することになるのは、本末転倒です。
 

工事業者の選び方③ 「3」という数字にはご注意を!

塗装業者の見積り「松竹梅」の3プランにご注意ください

「うちは3回塗りなんで持ちが違います!」

松竹梅の3つプランを提案された際、注目していただきたいのは、各プランの金額差がどこで生じているのか?という点です。
 
特に多いのが、塗料の種類で見積り金額が大幅に異なるケースです。
例として、当社で施工する塗料で言うと
・シリコン塗料・・・12,000円/一斗缶
・フッ素塗料・・・30,000円/一斗缶
 
塗装面積100㎡の場合、メーカーの仕様書通りに施工すると、使用するのは2缶です。
 
仮に工程は同じだとすれば、その金額差は、
30,000円ー12,000円=18,000円×2缶=36,000円です。
 
この36,000円が実際の金額差ですが、見積りではどうでしょうか。

塗料の使用量にもよりますが、プランによって大幅に金額差がある場合、見積り内容をよく見てみましょう。
※塗料によっては、一斗缶で10万円以上するものもありますし、塗料が異なることで工法が変わって別途費用が掛かる場合もあります。
屋根材、外壁材にれば金額差は更に開きます。
この見積りが適切かどうか、判断が難しい場合はお気軽に当社へご相談下さい。

3度塗りの落とし穴

「うちは3度塗りなので持ちが違います!」
というフレーズは、私たちも外壁塗装を行っているので、言いたくなる気持ちはとてもわかります。
 
決して3回塗りが悪いというわけでなく、その内容です。
 
「薄く塗っても、規定通りに塗っても3回塗りは3回塗り」なんですね。
 
塗料には、メーカーが指定する基準塗布量(塗膜厚)というものがあります。
 
塗装工事の見積もりには塗装面積と、塗料メーカーの仕様書に基づき、塗料の仕様量を算出します。
 
3度塗りを押す業者の見積もりには注目してください。
疑い始めたらキリがありませんが、大切なのは信頼できる業者かどうかです。
資格の有無、施工実績、施工後の保証やサポートを見て、かつ見積もりを出すまでのその会社、営業マンの人と成りを見ることも非常に重要ですね。

広島県の外壁塗装はK’S CREATEへお任せください!

塗装業者選びは疑い始めたらキリがありませんが、大切なのは『信頼できるかどうか』です。

資格の有無、施工実績の多さ、施工後の保証やアフターフォローを見ること、見積もりを出すまでのその会社の人と成りを見ることが非常に重要です。

 

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どこが悪いの?どんな工事をするの?点検・見積もりだけでもいいの?ちゃんとした会社なのかな?強引な営業はされたくないしなぁ

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ご依頼ありがとうございました!

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  • 外壁診断士
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  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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