瓦屋根の漆喰補修が必要な理由とは?漆喰補修の工程もご紹介します!

投稿日:2024年2月11日

瓦屋根にお住まいの方!

定期的に漆喰工事を行う必要があることをご存知ですか?

瓦屋根は寿命が長いことから、特にメンテナンスは必要がないと誤解されがちです。

 

瓦屋根に使われている漆喰は、紫外線などの外的ダメージにより、徐々に劣化していきます。

この記事では瓦屋根の漆喰補修が必要な理由や、具体的な施工方法をわかりやすく解説します。

瓦屋根にお住まいの方、必見です!

 

漆喰の役割

瓦屋根の漆喰補修が必要な理由とは?漆喰補修の工程もご紹介します! (1)

漆喰は瓦の接着と防水の役割を担っています。

漆喰は棟瓦と屋根瓦を接着して支えると同時に、水が瓦の隙間から入り込まないようにしている建材です。

瓦屋根では瓦の下に葺き土を敷いて固定しています。

葺き土に水が染み込んでしまうと劣化が進みやすくなり、屋根瓦がずれたり落下したりする原因になります。

瓦が外れ、その下の防水シートが劣化してしまうと雨漏りが発生するリスクも高くなります。

漆喰は我々が安心して生活する上で欠かせない存在です。

 

瓦屋根の漆喰補修が重要な理由4つ

瓦屋根の漆喰補修が必要な理由とは?漆喰補修の工程もご紹介します! (2)

瓦屋根において、漆喰補修が必要な主な理由を4つご紹介します。

 

①屋根瓦よりも漆喰の寿命が短いから

屋根瓦の寿命は一般的に日本で用いられてきた粘土瓦なら50年以上あります。

一方で漆喰の耐用年数は約20年程と言われています。

 

場合によっては台風や地震などで瓦が割れたり、崩落した場合には屋根瓦のメンテナンスが先に必要になる場合もあります。

しかし、漆喰の寿命が先にくるのが一般的なので、定期的に漆喰補修をして瓦屋根を良好に保ちましょう。

 

②屋根や建物の寿命を延ばすことができる

漆喰の劣化を放置すると葺き土に雨水が浸透したり、瓦がひび割れる恐れがあります。

浸水すると最終的には雨漏りが起こり、建物の躯体を劣化させる原因になります。

漆喰が良好な状態なら、屋根や建物の寿命を延ばすことができます。

 

③近隣トラブルのリスクを減らせるから

漆喰補修を定期的に行っていれば、屋根瓦の飛散による近隣トラブルが起こりにくくなります。

漆喰が劣化していると台風や強風によって屋根瓦が飛んでしまい、周囲の家や庭に落ちるリスクもあるので注意が必要です。

きちんと漆喰をメンテナンスしていればトラブルリスクは低くなります。

 

④屋根の美観を保てるから

漆喰は瓦屋根のアクセントになる部分で、美観を保つ役割も持っています。

ひび割れや剥がれが目立つようになったり、色合いが変わってきたりしまうと見た目が悪くなるでしょう。

劣化が始まった段階で漆喰補修をすれば美しい状態を保つことができます。

 

瓦屋根の漆喰補修の種類と特徴

瓦屋根の漆喰補修が必要な理由とは?漆喰補修の工程もご紹介します! (5)

漆喰工事は大きく分けて3つあり、劣化症状によって適切な工事内容は異なります。

ほとんどの場合はつめ直し工事を行います。

ここでは漆喰補修工事の種類と特徴を紹介した上で、つめ直し工事をまず検討する必要性を見ていきましょう。

 

漆喰のつめ直し工事

漆喰のつめ直し工事とは古い漆喰を取り除いて、新しい漆喰につめ替えます。

劣化した漆喰を一新できることから施工品質が高く、寿命が長いのが特長です。

 

漆喰のつめ増し工事

漆喰のつめ増し工事とは古い漆喰はそのままにして表面の調整をおこない、新しい漆喰を上からつめる方法です。

短工程かつ短時間で施工できるため、費用が安くて時間がかからないのが特徴です。

 

棟瓦の取り直し工事

棟瓦の取り直し工事とは棟瓦や屋根瓦を取り外して、葺き土を積み直して再び瓦を取り付ける工事です。

葺き土や棟瓦の劣化が見られるときに選ばれる方法で、数日間にわたる工事になります。

ひどく劣化してしまうまで漆喰補修をしなかった場合に必要になる可能性がある施工です。

 

漆喰のつめ直し工事の必要性

劣化がひどい場合には棟瓦の取り直しが必要になりますが、棟瓦が歪んでいたり、屋根瓦のずれや崩落が多かったりしない限りは漆喰のつめ直し工事で済ませられます。

 

なお、業者からつめ増し工事を提案される場合もあります。

しかし、つめ増しは古くて劣化が進んでいる漆喰を残すため、施工後の漆喰の寿命が短くなります。

 

通常は既存の漆喰をカバーして美しく見えるように施行するため、漆喰が厚めになってしまうのも問題点です。

漆喰が厚く、棟瓦からはみ出すと風雨などにより劣化が進行しやすくなるからです。

施工してもすぐに剥がれてしまってやり直しになるリスクもあります。

あと数年だけ住みたいというときには漆喰のつめ増しでしのぐことも可能です。

しかし、これからも長く住んでいけるように屋根と建物を守るには定期的なつめ直し工事をおすすめします。

 

漆喰のつめ直し工事の工程

瓦屋根の漆喰補修が必要な理由とは?漆喰補修の工程もご紹介します! (4)

漆喰のつめ直し工事は大抵の場合、1日で終わります。

施行箇所の範囲によって必要な時間はかかりますが、大きな建物でも終日作業で済ませられる場合がほとんどです。

 

ここでは漆喰の詰め直しの工程をご紹介します。

 

①既存の漆喰の除去

まずは既存の漆喰を入念に除去していきます。

劣化している漆喰が残っている状況で新しい漆喰をつめると、つめ増しと同じようになってしまって施工品質が低下します。

すべての漆喰を取り除いて下地を露出させます。

 

②清掃・調整

次に清掃をして下地の状態を整えます。

瓦のずれがある場合には漆喰を除去した時点できれいに整えます。

施工品質を高めつつ、美観を整えるのに重要な工程です。

 

③漆喰の打ち直し

最後に新しい漆喰をつめていきます。

全体的に適度な厚みを持たせることで施工品質が上がります。

薄すぎると摩耗や剥がれのリスクが高くなり、厚すぎると風雨による劣化が進みやすくなるので、意外と職人の腕が試されます。

 

広島県の漆喰補修はK’S CREATEへ!

今回は漆喰の重要性、補修工事の必要性について詳しくご紹介しました。

漆喰の詰め直し工事は大体10~15年に1回を目安に行うといいでしょう。

もし、漆喰がボロボロと剥がれ落ちてきたら目安時期に限らず、早めの施工をおすすめします。

 

当社では漆喰補修の施工実績も多数ございます。

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