外壁塗装、張り替え、カバー工法どれがお得?
投稿日:2023年6月15日
よくお客様から「外壁塗装、張り替え、カバー工法はどれがお得なの?」というご質問をいただきます。
外壁のメンテナンス方法は、以下の3つの選択肢があります。
・外壁塗装
・サイディング張替え
・外壁カバー工法
この記事では、3つのメンテナンス方法について詳しく解説します。
「外壁が傷んできたかな?」という際は、ぜひご参考ください!
外壁塗装、張り替え、カバー工法とは
まずは、この3つのメンテナンス方法はどういった違いがあるのか、1つずつ見ていきましょう。
外壁塗装とは
外壁塗装は、外壁に新しい塗料を塗るメンテナンスのことです。
ただ塗るだけでなく、高圧洗浄機で汚れなどの不純物を洗浄、ひび割れや劣化したシーリングなどの補修などの下地処理を行ってから塗装をします。
塗装も下塗り→中塗り→上塗りの3度塗りが一般的です。
新築や前回の塗装から約10年に1度が目安です。
塗装することにより、防水性能や汚れを寄せ付けない低汚染性などの機能が回復できます。
また、外壁の色を変えてイメージチェンジもできます。
建物の配色にもトレンドがありますから、流行の色に合わせることでお住まいの印象を大きく変えられます。
家屋の価値においては外観は重要な要素の1つです。
古くなった外壁を塗装によって美しく一新されれば、お住まいの資産価値の向上にも繋がります。
「事業内容・工事メニュー > 外壁塗装」については、こちらのページです。
張り替えとは
外壁の張り替えは、お住まいの外壁材を解体・撤去し、新しい外壁材に張り替えるメンテナンス方法です。
外壁塗装、張り替え、カバー工法の3つの中では最も費用がかかる工事ですが、外壁の劣化状態がリセットされるので、最もメリットの多い工事です。
お住まいの外観を美しくし、耐久性や防水性を向上させるだけでなく、下地の点検・修理をすることも可能です。
「事業内容・工事メニュー > サイディング張り替え」については、こちらのページです。
カバー工法とは
カバー工法は、既存の外壁材の上から、新しい外壁材を取り付けるメンテナンスのことです。
そのため、施工後は外壁材が二重になり、耐震性は低下しますが断熱性・遮音性が向上するというメリットがあります。
また、選択できるバリエーションは張り替えよりも狭まりますが、既存の外壁材の撤去費用がかからないのでコストを抑えられます。
築年数によってメンテナンス方法を選択しましょう
3つの工事の内、どれにするかは築年数によって選択することをおすすめします。
築30年までは外壁塗装。
外壁材の耐用年数である築35年以上経っている場合はカバー工法か張り替え工事がいいでしょう。
また、どの工事が最適であるかは年数だけでなく、現在のお住まいの劣化状況によっても異なります。
外壁塗装では補修しきれないほど劣化している場合にはカバー工法か張り替えしかできない場合もあります。
外壁の状態だけでなく、「これからあと何年住むか」にもよります。
外壁塗装は定期的なメンテナンスで耐用年数をできるだけ延ばしてあげることが第一の目的です。
現在、最も普及している外壁材は窯業系サイディングで、約30~40年の耐用年数があると言われていますが、これはあくまで定期的に塗装メンテナンスをした場合の話です。
メンテナンスをせずに放っておけば、20年ほどで寿命を迎えてもおかしくありません。
なお、定期的なメンテナンスだけでなく台風などの自然災害によって受けたダメージへの対応も大切です。
環境や立地などの条件によっても異なりますが、適切なメンテナンスを行うことでメーカーが想定した寿命を全うすることができます。
3つの工事の費用・耐用年数・工期比較!
下の表は2階建て25坪の場合の費用、耐用年数、工期の一覧です。
費用 | 10年あたりの費用 | 耐用年数 | 工期 | |
外壁塗装 | 約70万円 | 約47万円 | 約10~20年 | 7日~ |
張り替え | 約180万円 | 約60万円 | 約30年 | 7日~ |
カバー工法 | 約150万円 | 約50万円 | 約30年 | 4日~ |
単純に費用を見ると、最も安く済ませられるのは外壁塗装です。
2階建て25坪の一般的な大きさのお住まいで、スタンダードなシリコン塗料を使用した場合は約60万円、耐用年数が20年以上と言われている無機塗料を使用した場合でも約80万円です。
それに対して張り替えは約180万円、カバー工法は約150万円と、外壁塗装に比べて約2、3倍費用が高くなります。
定期的に塗装メンテナンスを行えば窯業系サイディングや金属系サイディングは約30年持つと言われています。
そのため、今回のタイトルである「外壁塗装、張り替え、カバー工法どれがお得?」の回答は、外壁塗装ができる内は外壁塗装がお得です。
外壁の寿命が過ぎてしまった、塗装では補修しきれないほど劣化が進行してしまった場合にはサイディング張替えかカバー工法がいいでしょう。
張り替えとカバー工法はどう選ぶ?
選択肢が張り替えとカバー工法しかない場合はどちらがいいか、それはお客様のご希望内容によって変わります。
以下に、それぞれの工事のメリットとデメリットをご紹介します。
それぞれの工事の特徴を知り、どちらを選択するか決めましょう。
張り替え工事のメリットとデメリット
【メリット】
・外壁内部のメンテナンスが可能・・・既存の外壁材を全て取り外す際、外壁の要となる防水シートや下地などといった内部の不具合や劣化部分のメンテナンスができます。
・外壁材により、耐震性が向上する・・・今までより軽量な外壁材を使用すれば、建物全体の重量が減り、耐震性が向上します。
【デメリット】
・費用が高い・・・既存の外壁材を撤去するため、その分費用が高くなります。
・工期が長くなる・・・既存の外壁材を撤去する工程や内部メンテナンスを行うため、カバー工法に比べて工期が長くなります。
カバー工法のメリットとデメリット
【メリット】
・断熱性と遮音性が向上する・・・外壁が2重になることで空気の層を挟み込むことになるため、熱・音が伝わりにくくなります。
・張り替えに比べて費用が安い・・・既存の外壁を撤去しないため、その分の費用を抑えることができます。
・工期が短い・・・既存の外壁を撤去しないため、その分の工程が不要です。
【デメリット】
・耐震性が低下する・・・外壁の自重が増えるので、地震の際に揺れやすくなります。
・選べる外壁材が少ない・・・既存外壁との組み合わせの都合上、選べない外壁材があります。
広島県の外壁工事はK’S CREATEへお任せください!
築30年以下である場合、外壁の劣化状態がそれほど進行していない場合は塗装工事がおすすめです。
築30年以上である、または外壁の劣化状態が著しい場合は張り替えかカバー工法がいいでしょう。
張り替えか、カバー工法かは、当社としては張り替えをおすすめすることが多いです。
その理由は、基礎の部分も見ておいたほうが、絶対に安心だからです。
耐震性においても張り替えのほうが優れています。
K’S CREATEは地元広島にて多数の施工実績がございます。
塗装はもちろん、張り替え、カバー工法においても豊富な経験を活かし、確かな技術で施工させていただきます。
外壁メンテナンスはぜひ当社へお任せください(^_^)/
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