30年耐久のガルバリウム屋根
投稿日:2023年7月29日
軽量で耐用年数も高いことから、近年、多くの住宅で使われるようになったガルバリウム鋼板屋根。
屋根カバー工法(屋根重ね葺き工事)の際に多く用いられ、最近では新築の住宅でも使われることが増えてきました。
また、屋根材だけでなく、外壁材としても使用されるようになり、多くの注目を集めています。
そんな人気を誇るガルバリウム鋼板屋根とは、どのような屋根材なのでしょう。
この記事では、ガルバリウム鋼板屋根のメリット・デメリット、特徴などを詳しく解説します(^^)/
ガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板とは、鋼板(板状にした鉄)に、アルミニウム・亜鉛・シリコンをメッキした建築材です。
錆びに弱い鉄を、アルミニウム・亜鉛でメッキすることで空気に触れることがなくなるため、サビ・酸化に強く、耐用年数が長く持つのが特徴です。
ガルバリウム鋼板屋根の寿命は約30年と言われています。
ただし、これはあくまで平均的な耐用年数です。
メンテナンスの頻度やメンテナンス方法によって耐用年数は短くもなり、長くもなります。
以前からアルミや、ステンレスの金属屋根はありましたが、高価なため、一般のお住まいに使われる事はほとんどありませんでした。
ガルバリウム鋼板が登場し、軽く、錆びにくいという特徴から瞬く間に普及しました。
ガルバリウム鋼板はなぜ錆びに強いのか
メッキというのは先に錆びてくれる性質があります。
鋼板にメッキを施すことにより、大事な鋼板を守ことができ、耐用年数を長く保つことができるのです。
ガルバリウム鋼板以前に使われていた金属屋根に、トタン屋根があります。
トタン屋根は、鋼板を亜鉛だけでメッキしたものですので、耐用年数はかなり短いものです。
ガルバリウム鋼板屋根のメリット5つ
ガルバリウム鋼板屋根のメリットは様々あります。
ここでは代表的な5つのメリットについてご紹介します。
①軽くて耐震性が高い
1995年の”阪神・淡路大震災”や、2011年の”東日本大震災”にて、重い瓦屋根の地震に対する弱さが浸透しました。
それにより、軽い屋根材の人気が高まり、瓦屋根よりも軽量な金属屋根が注目されるようになりました。
ガルバリウム鋼板の屋根の重さは、瓦屋根の約10分の1の重さしかありません。
そのため、非常に軽く、耐震性に優れているので安心してお過ごしいただけます。
②断熱性に優れている
断熱材一体型のガルバリウム鋼板は、他の建材と比較して、優れた断熱性能を持っています。
古い屋根材に新たなガルバリウム鋼板の建材を張る屋根カバー工法を行うと、屋根材が二重になるため、さらに断熱性を向上させることができます。
屋根リフォームで断熱性を向上させる目的においても、ガルバリウム鋼板の建材は理想的な屋根材と言えます。
③遮音性に優れている
断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根は、遮音性も優れています。
日常生活に送るにあたり、騒音は45dB(デシベル)以下が望ましいと言われています。
断熱材一体型のガルバリウム鋼板屋根は70dBの雨音を31dBにまで低減します。
約30dBとはどのくらいかと言うと、ささやき声と同じ程度です。
金属屋根は雨音がうるさい、というイメージもあるかと思います。
そのような屋根は断熱材一体型ではない金属屋根のことです。
断熱材一体型のガルバリウム鋼板製品なら、家の中に伝わる雨音は小さくなり、静かに過ごすことができます。
④シンプルでスタイリッシュなデザイン
ガルバリウム鋼板屋根はシンプルでスタイリッシュなデザインも人気の理由です。
モダンなテイストは都会の町並みにマッチし、自然の多い風景にもシンプルさが調和します。
和風の外壁でも洋風の外壁とも合わせやすいのでお住まい全体がオシャレに仕上がります。
⑤屋根カバー工法ができる
屋根の工事は大きく分けて塗装工事、屋根カバー工法、屋根葺き替え工事の3つがあります。
塗装工事ができない場合は、残り2つの選択肢になり、既存の屋根材によっては屋根カバー工法はできません。
屋根カバー工法は古い屋根の上に新しい屋根を葺く工事で、工事費が安く済みます。
屋根葺き替え工事は古い屋根を解体し、新しい屋根に葺き替える工事で工事費は高くなります。
ガルバリウム鋼板屋根はその軽さとフラットな形状で様々な改修方法が選択できる応用力の高い建材です。
ガルバリウム鋼板屋根のデメリット3つ
完璧で、欠点が一切ない建材というのは存在しません。
ガルバリウム鋼板にもデメリットはあるのでご紹介します。
①施工費用が高い
ガルバリウム鋼板屋根は化粧スレート屋根などよりも若干、施工費用が割高です。
施工費用とは、材料費+作業費の合計金額です。
化粧スレート屋根の施工単価の相場は約4,500/㎡ですが、断熱材入りガルバリウム鋼板の相場は約6,500円/㎡です。
②周囲の環境の影響を受けやすい
ガルバリウム鋼板屋根は沿岸地域の潮風や工場の排気ガス、森林などの樹木や落ち葉の影響を受けやすいという特徴があります。
これらのものがガルバリウム鋼板屋根に触れると、電食を引き起こして錆びの原因になります。
こうした環境の立地でガルバリウム鋼板屋根を使う場合は、点検をこまめにし、メンテナンスの頻度を多くする必要があるかもしれません。
③工事の専門性が高い
ガルバリウム鋼板屋根を施工は専門性が高いため、技術力のある業者や職人が見つかりにくいというデメリットもあります。
ガルバリウム鋼板屋根を正しく施工できる業者はまだ少ないため、予約待ちになることもあるでしょう。
オススメのガルバリウム鋼板屋根!自然石粒仕上げ屋根材
ガルバリウム鋼板屋根にも種類があります。
当社おすすめのガルバリウム鋼板屋根は自然石粒仕上げ屋根材(ジンカリウム鋼板)です。
ジンカリウム=ガルバリウムだと思っていただいて問題ありません。
これはジンカリウム鋼板の表面に、自然石が付着している屋根材です。
遮音性に優れ、30年間メンテナンスフリーという大きなメリットがあります。
一般的な屋根は10年ごとのメンテナンスが必要ですが、自然石粒仕上げ屋根材なら10年後、20年後の塗装が不要で、その分お住まいにかかるメンテナンスコストを抑えることができます。
ガルバリウム鋼板屋根の施工ならK’S CREATEへ!
ガルバリウム鋼板屋根の施工は専門的な知識が必要で、施工できない業者もあります。
K’S CREATEはガルバリウム鋼板屋根の屋根カバー工法、屋根葺き替え工事の施工実績が多数ございます。
豊富な経験と知識をもとに、質の高い工事を行います。
屋根工事をご検討の際は、K’S CREATEへお任せください(^^)/
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