隣家との距離が近いけど外壁塗装はできる?敷地が狭くても足場を組む方法とは
投稿日:2024年12月26日
最近、建てられたお住まいは隣地との距離が50cm以上離れていることがほとんどですが、昔はそうではありませんでした。
高所での作業を伴う外壁塗装では建物の周りに足場を組みます。
しかし、隣家との距離が近いと敷地内に足場が組めないというケースも。
そんな状況でも安全面に配慮し、スムーズに外壁塗装を行う方法があります。
今回は、隣家との距離が近い場合の外壁塗装はどのように行うのか、その方法を紹介します。
これから外壁塗装をご検討されている方は、ぜひご参考になさってください。
どのくらいの広さがあれば足場を組める?
職人が事故なく安全に、かつスムーズに施工をして美しい外壁に仕上げるには足場の設置が必要不可欠です。
足場にはいくつか種類がありますが、戸建て住宅の場合はビケ足場(くさび式足場・くさび緊結式足場)が一般的です。
ハンマーを使って凹凸のある金具を打ち込み、部材同士をつなげて組み立てる足場を言います。
幅70cmあれば無理なく組める
このビケ足場を組むために必要な幅は理論上は60cmです。
職人が足を乗せる踏み板の幅が40cm、踏み板を固定する支柱が10cm×2本なので60cm必要です。
ただ、60cmピッタリだと組み立ての際にスペースがなく、建物を傷つく恐れもあるので70cmあれば無理なく組むことができます。
狭小地用の足場なら30cm前後あれば可能
ビケ足場は踏み板の幅が20cm以下や15cm以下のものもあります。
これらの足場はセンタータイプと呼ばれる狭小地用のもので、支柱がそれぞれ25cmや15cmの中心を通るようにできています。
そのため、30cm前後の幅があれば足場を組むことは可能です。
隣家との距離が30cm以下の場合に外壁塗装をする方法
隣家との距離が近い、幅がそれほどないという場合でも、外壁塗装ができる方法があります。
建物と敷地のスペースによって、どの方法が適しているかは異なります。
隣家の敷地を借りる
この方法が最もよく選ばれる方法です。
ご近所付き合いに大きな問題がない限り、「外壁塗装をするために足場の一部を空中に越境してご迷惑をかけるかもしれません」と伝えれば、快く了承いただけるケースが多いです。
また、民法でも外壁塗装などの工事を行う場合、隣の敷地を使用することについて、以下のように定められています。
【民法第二百九条】 土地の所有者は、境界又はその付近において障壁又は建物を築造し又は修繕するため必要な範囲内で、隣地の使用を請求することができる。ただし、隣人の承諾がなければ、その住家に立ち入ることはできない。 ※第二編 物権 第三章 所有権 第一節 所有権の限界 第二款 相隣関係より引用 |
つまり、隣のお住まいの方の使用許可を取れれば借りてもいい、という内容です。
ロープアクセス工法
この工法は足場を組まずにロープや装備、機材などを使用し、スピーディに作業箇所へアクセスする方法です。
足場を組むほどのスペースを必要とせず、費用も安く抑えることができますが、作業性は良くありません。
そのため、施工スケジュールも一般的な外壁塗装より、長くなる可能性があります。
また、業者も注意はしますが、ビケ足場を組むより事故に発展するリスクが高くなります。
単管足場
ビケ足場と違い、単管足場は狭いスペースでも組むことのできる足場です。
鉄パイプと金具をかみあわせ、ボルトを締めて接合します。
広いスペースを必要とせず、費用は安価で騒音も少ないというメリットがあります。
しかし、鉄パイプの上に足を乗せて作業をするため、不安定な状態になり、落下事故のリスクが高くなります。
また、職人が足元を気にしてしまうため、安定した足場よりは質が低くなることも考えられます。
近隣トラブルにならないための対策方法
これまで紹介したように、安定した足場を組むスペースがない場合は、できれば隣家にご協力いただいて敷地を借りたいものです。
しかし、近隣トラブルにならないとも限りません。
そうならないための対策方法を紹介します。
しっかりと挨拶をしておく
外壁塗装では敷地を借りる場合だけでなく、騒音が発生します。
また、工事中は風景も変わりますし、臭いもしますので落ち着かないかもしれません。
このように、外壁塗装は隣近所の方に影響を及ぼす恐れがあるため、挨拶をしておく必要があります。
外壁塗装に快く協力してくれたり、今後の良いお付き合いにも繋がるでしょう。
マナーの良い優良業者を選ぶ
外壁塗装で何より重要なのは対応やマナーがしっかりしている優良業者を選ぶことです。
そのような業者であれば、足場を組む際にお隣の壁や物を傷つけないよう注意を払いますし、塗料やゴミが飛散することにも配慮します。
当然行うべきことではあるのですが、業種によっては配慮されず、トラブルに発展することもあるため、業者選びは慎重に行いましょう。
経験や知識が豊富な業者であれば「どのような場合にトラブルが起こりやすいか」「そうならないために、どう対策すべきか」を熟知しています。
できるだけ業歴が長く、施工実績の多い業者ならトラブルのリスクが低く、外壁塗装もキレイに仕上げてくれるでしょう。
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外壁塗装は色や塗料の種類以外にも、考えなければならない項目がたくさんあります。
経験豊富な業者であれば、適格なアドバイスをしてくれるので、打ち合わせも工事もスムーズに進むでしょう。
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さまざまなケースを見てきたので、お住まいの環境に合わせたベストな方法を提案します。
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お施主様はもちろん、近隣の方にも礼儀正しく、真面目に施工を行います。
外壁塗装をご検討の際は、ぜひK’S CREATEへお任せください。
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