外壁塗装でよくある手抜き工事とは?見抜き方や発覚した際の対処法まとめ
投稿日:2025年7月21日
外壁塗装はお住まいの美観や耐久性を保つために重要なメンテナンスですが、残念ながら手抜き工事が頻発する業界としても知られています。
手抜き工事は見た目では分かりにくいため、完工後はお施主様が気づかないまま劣化が進行し、塗膜が早くに剥がれたり、雨漏りが起こったりすることもあります。
この記事では外壁塗装でよくある手抜き工事の具体例、その見抜き方、そして対処法について網羅的に解説します。これから外壁塗装を検討している方や、業者選びに不安を感じている方はぜひ参考になさってください。
外壁塗装でよくある手抜き工事の具体例
以下は、外壁塗装でよく見られる手抜き工事の代表的な事例です。
これらを知ることで、どのような点に注意すべきかが見えてきます。
高圧洗浄の省略
高圧洗浄は外壁の汚れや古い塗膜を除去し、塗料の密着性を高める重要な工程です。
しかし、洗浄時間が短かったり、完全に省略されたりすることがあります。
十分な時間をかけずに洗浄が行われないと、汚れやコケが残ったまま塗装をすることになります。
塗りたてはキレイな見た目にごまかせますが、早い内に塗膜の剥がれや劣化が表れます。
補修や下地調整の手抜き
外壁のひび割れ補修やケレン作業と言われる下地調整は塗装の仕上がりと耐久性を左右する重要な工程です。
ケレン作業は英語のcreanからできた用語で、サビやこびりついている汚れ、剥がれかかった脆い塗膜などを削り落とす作業です。
ひび割れやサビの上から塗装をしても、塗膜の下で劣化は進行し続けます。
そうなれば塗膜の剥離やサビの再発、防水性の低下などが起こり、近い内に再度工事が必要になるでしょう。
塗料の希釈過多
塗料は適切な濃度に希釈して使用することで性能を発揮します。
しかし、中にはコスト削減のために、わざと塗料を過剰に薄める業者が存在します。
塗料を薄めすぎると塗膜の厚みが足りず、耐候性や防水性が十分に発揮できません。
塗装回数が少ない
外壁塗装では通常、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本ですが、下塗りや中塗りが省略されるケースがあります。
ただ、塗料によっては3回塗りでなくても問題ない場合があります。
塗料のカタログやメーカーのHPで適切な回数が記載されています。
仕様通りの塗装回数よりも少ないと、塗膜の耐久性が低く、色ムラや早期の色あせも発生します。
養生が不十分
養生とは塗料が窓や車に飛び散らないようにするための保護作業です。
テープの貼り方が甘いなど、雑な養生がされていると、あちこちに塗料が付いて汚い仕上がりになります。
手抜き工事を見抜くポイント
手抜き工事を未然に防ぐために、工事中や見積もり段階で以下のポイントをチェックしましょう。
見積書や契約書をよく確認する
見積書に「外壁塗装一式」などといった曖昧な記載が多い場合は要注意です。
使用する塗料の種類、塗布回数、工程ごとの作業内容が明記されているか確認しましょう。
また、契約書にアフターフォローについての記載があるかどうかも重要ポイントです。
手抜き工事や施工不良が後から分かった場合、無償で対応してくれる業者だと安心です。
工事中のチェック
洗浄作業を実際に見学し、十分な時間をかけているかご確認ください。
30坪のお住まいの外壁全体を塗装する場合は、大体6~8時間ほどかかるのが一般的です。
養生は窓や車、植栽がきちんと保護されているか、チェックしましょう。
足りないのではと不安になった場合は業者に質問してみてください。
また、塗装は工程ごとに写真を撮ってもらえます。
3回塗りがきちんと行われているか撮影してもらいましょう。
職人の態度や返答
見積もりや工事中、完工後に質問をした際、明確な回答がかえってくるかどうかも重要です。
曖昧な回答や不誠実な態度は何かをごまかしている可能性があります。
完工後のチェック
塗膜が薄い場合、触るとざらつきがあることがあります。
均一な厚みになっているか、塗装面にムラや傷がないか、ひび割れや剥がれがないかどうかも確認しましょう。
気になるところがあった場合、言いにくいかもしれませんが、大切なお住まいのことなので納得いくまで対応をしてもらうことをおすすめします。
知識を事前に学ぶ
この記事を読んでいただいたように、外壁塗装について事前に学んでおくことによって、業者の説明が妥当かどうかが判断しやすくなります。
外壁塗装について詳しい知人がいる場合には、見積もりの際や工事中に立ち会いをお願いするのもいいでしょう。
手抜き工事が発覚した際の対処法
どんなに注意していても、後から手抜き工事が発覚することもあるでしょう。
その際は以下の手順で対応をしてください。
①業者に連絡をする
問題箇所を写真や動画で記録し、業者に具体的な指摘をしてください。
契約書や見積書に基づいて、是正工事を求めましょう。
②第三者機関を活用する
住宅リフォーム・紛争処理支援センターではお住まいに関する「困った」を相談できる国土交通大臣指定の相談窓口です。
また、悪質な業者に対する相談や対応策をアドバイスしてくれる国民生活センターにも相談をしてみましょう。
外壁塗装の手抜き工事について多くの報告が届いているので、適格な案内をしてくれるはずです。
③法的措置を取る
どうしても問題が解決しない場合は、弁護士に相談し、必要に応じて法的措置をご検討ください。
弁護士によって得意分野が異なるため、外壁塗装トラブルに詳しい弁護士を選ぶことが重要です。
外壁塗装を成功させるためのポイント
最後に手抜き工事を避け、満足のいく外壁塗装を実現するために、以下のポイントを紹介します。
・予算だけで選ばない:安さだけを追求すると、手抜きや低品質な材料を使用されるリスクが高まります。
・コミュニケーションを重視:親身に対応してくれる業者は、信頼性が高い傾向にあります。
・長期的な視点:高品質な塗料や丁寧な施工は初期費用が高くても、長期的にメンテナンスコストを抑えられます。
まとめ
外壁塗装はお住まいの価値を守る重要な投資ですが、手抜き工事によってその効果が損なわれることがあります。
手抜き工事を防ぐためには、お施主様ご自身が積極的に関与し、業者とのコミュニケーションを密にすることが重要です。
この記事を参考に、安心して外壁塗装を進め、お住まいを長く美しく保つための第一歩を踏み出してくだい。
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