軒天塗装が必要な理由とは?劣化のサイン、塗装の工程を徹底解説!
投稿日:2025年9月9日
軒天(のきてん)は、お住まいの中でも、普段あまり意識されない部分でもあります。
軒天は定期的に塗装をすることで様々なメリットが得られるので、外壁塗装の際には一緒に塗装をご依頼されることをおすすめします。
ただ、「そもそも軒天って何?」「なぜ塗装が必要なの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、軒天とは何なのか、塗装が必要な理由、劣化のサイン、塗装の工程まで詳しく解説します。
お住まいを長持ちさせ、美しさを維持するために、ぜひご参考になさってください。
軒天とは?主な役割を紹介します
軒天(のきてん)とは、屋根の外壁から突き出た部分の裏側、つまり下から見上げたときに目に入る天井部分を指します。
軒天の他に軒裏・軒天井・軒裏天井とも呼ばれることがあります。
ベランダやバルコニーの床裏、玄関ポーチの天井なども軒天に含まれます。
軒天の主な役割を以下に紹介します。
雨水や紫外線から外壁を守っている
軒天は雨水や紫外線が、外壁や窓に直接当たるのを防いでいる部材です。
これにより、外壁材の劣化や雨漏りのリスクを軽減し、建物の耐久性を高めています。
屋根裏の湿気と換気対策
軒天には換気口が設けられている場合があり、屋根裏の湿気を排出して結露やカビの発生を抑えています。
適切な通気性を確保することで、内部構造物の腐食を防ぎ、お住まい全体の健康状態を維持します。
火災時の延焼防止
軒天は火災時に炎が屋根裏に広がるのを遅らせる役割も持っています。
よく使われているケイカル板の軒天は、不燃材料として国土交通大臣の認定を受けており、延焼防止に効果的です。
火災のリスクを軽減し、お住まいの安全性を向上させます。
美観の向上
屋根の野地板、垂木などといった下地を隠し、外観をスッキリとしたデザインにしています。
装飾的な要素としても、外壁の色と違う色にしたり、屋根の色と合わせたりすることで建物のデザインや個性を引き立てます。
軒天塗装が必要な3つの理由
軒天塗装は単なる美観の向上・維持だけでなく、お住まいの保護や経済的なメリットにもつながります。
以下に、軒天塗装が必要な3つの主な理由を詳しく解説します。
①軒天自体の劣化を防ぐ
軒天は日が当たりにくいジメジメとした場所のため、湿気の影響を受けやすく、塗装による保護が必須です。
塗装を施すことで防水性や耐候性を付与し、ひび割れや剥がれ、カビの発生を防ぎます。
②建物全体の寿命を延ばす
軒天の劣化を放置すると、湿気や雨水が建物内部に浸入し、屋根裏や外壁の腐食を引き起こす可能性があります。
もし雨漏りが発生してしまえば、内部構造物が損傷し、大規模な修繕が必要になることも。
定期的な塗装で軒天を保護することで、こうしたリスクを軽減し、お住まい全体の寿命を延ばすことに繋がります。
③経済的なメリット
メンテナンスをせずに放置し続けると、軒天の素材が傷み、交換工事が必要になる場合があります。
そうなれば費用が大幅に増えるリスクがあり、塗装工事を定期的に行った方がトータルで安く済ませることができます。
また、軒天塗装は外壁や屋根の塗装と同時に行うことで足場設置費用を節約できます。
別々に施工すると足場代や人件費が2回分かかるため、コストが増加します。
同時施工なら効率的にメンテナンスができ、経済的です。
軒天塗装が必要な劣化のサイン
軒天の状態を確認することで、塗装のタイミングを見極められます。
以下に、塗装が必要となる主な劣化症状を紹介します。
色あせ・チョーキング現象
塗膜が劣化すると軒天の塗膜が色あせたり、表面が粉っぽくなるチョーキング現象が発生します。
これらは美観を損ねるだけでなく、防水性が低下していることを表しています。
早めに塗装工事をすれば、さらなる劣化を防ぐことができます。
塗装の剥がれ
軒天の塗膜が剥がれている場合、軒天の素材が直接雨風にさらされ、腐食や損傷が進みます。
剥がれが進行すると交換が必要になり、高額な費用がかかることも。
塗装で保護することで、こうしたリスクを軽減できます。
カビ・コケ・藻の発生
軒天は湿気がこもりやすい場所であるため、カビやコケ、藻が発生しやすい環境です。
これらは美観を損ねるだけでなく、湿気による腐食の原因にもなります。
防カビ・防藻効果のある塗料を使って塗装をすることで、発生を予防することができます。
【要注意】シミ
軒天にシミが見られる場合は雨漏りが発生している可能性が高いので、発見したら放置厳禁です。
シミは屋根裏の腐食や構造物の損傷を示すサインですので、早めの点検をご依頼されることをおすすめします。
放置すると、大規模な修繕が必要になることもあります。
軒天塗装の流れ
軒天塗装は、ただ古くなった塗膜の上に新しい塗料を塗るだけではありません。
以下に、一般的な塗装の流れを紹介します。
1.足場仮設
高い所の軒天は、足場の設置が必須です。
安全かつ効率的に作業を進めるために、足場代(1㎡あたり600~1500円)がかかります。
外壁や屋根塗装と同時に行うことで、コストを抑えられます。
2.養生
塗料が周囲に飛び散らないよう、ビニールシートやマスキングテープで周辺を保護します。
近隣への配慮も含め、丁寧な養生が求められます。
3.下地処理
古い塗膜や汚れ、カビをサンドペーパーなどで除去し、塗料の密着性を高めます。
下地処理が甘いと仕上がりが悪くなったり、塗膜がすぐ剥がれたりすることもあります。
4.下塗り
下塗り用の塗料(シーラーなど)を塗り、塗料の密着性を向上させます。
ただ、中塗り・上塗りに使用する塗料がシーラーレスであり、軒天の劣化が軽度であれば下塗りをしない場合もあります。
5.中塗り・上塗り
中塗りと上塗りで、2層の塗料を重ね塗りします。
2回塗ることで色ムラを防ぎ、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。
6.仕上げと清掃
養生を撤去して塗り残しやはみ出しを修正し、清掃します。
足場を解体し、施工完了です。
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