外壁塗装では水切りも一緒に塗装しましょう~費用相場、施工の流れ~
投稿日:2024年6月23日
外壁塗装を依頼したとき、「水切りの塗装」を提案されることがあります。
水切りも、外壁と同じく外装にある部材なので紫外線や雨風などの影響により、劣化していきます。
特に水切りは雨水が流れやすい場所ですので劣化スピードが早いため、塗装による保護をおすすめします。
今回は水切り塗装について詳しく紹介します。
塗装の費用相場や施工の流れなど、分かりやすく紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
水切りとは?どんな役割がある?
水切りとは住宅の基礎部分と建物を繋ぐ役割のある細長い部材です。
水よけの役割があり、家の壁に流れ落ちる雨水などから建物を守ります。
水切りが設置されていないと建物の中に雨水が入ってしまい、建物の基礎部分の腐敗を防ぎます。
また雨水やホコリなどの汚れから守る役割もあります。
設置されている場所は建物と基礎の間をはじめ、窓の下やバルコニー、屋根などです。
水切りと一言で言っても、いくつかの種類があります。
ここでは代表的な水切りの種類について紹介します。
土台水切り
建物の基礎と壁の境目に設置されているのが、土台水切りです。
外壁から少しはみ出して、家の周りを囲むように設置されています。
設置する主な目的は雨水が家の内部に侵入させないことです。
また、家の基礎を支える役割も持っています。
水切りあご
水切りあごは防水層に水が流れないように、壁面や屋上に設置されている水切りです。
雨が降ると雨水はあごが設置されていても表面張力によって、防水層の末端に侵入してしまうケースがあります。
完全に雨水が入り込まないようにするために、水切りあごを設置しています。
防鼠付き水切り
水切りとネズミ除けがセットになった水切りです。
水切りの役割も担いながら、水切りの下側に蓋を設置することによってネズミが侵入することを防ぎます。
ただ蓋を完全にしてしまうと通気性が悪くなるので、換気をするための穴が網状に開いているのが特徴です。
水切りの塗装が必要な理由
外壁塗装には高い費用が掛かることもあり、水切りの塗装までする必要はないと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、外壁塗装の際には水切りも塗装されることをおすすめします。
水切りは住宅を雨水から守る大切な役割があり、少しでも塗装が剥がれていたり、素材に穴が開いていたりすると雨水が侵入する恐れがあります。
そのまま放置していると本来の水切りの機能が失われ、床下に雨水が溜まっていきます。
床下には湿気が篭り、木造住宅なら柱が腐るなどのトラブルを招きます。
更に湿気を好むシロアリも集まってきてしまう恐れがあります。
これらのトラブルを防ぐためにも、外壁塗装の際には水切りも一緒に塗装を依頼しましょう。
塗料別!水切りの塗装の費用相場
水切り塗装の相場は、m(メートル)あたりで価格が決まります。
依頼する業者によっても単価は違いますが、相場は1mあたり300円から500円となっています。
一般的な一軒家の場合は水切り塗装の費用のみなら、10,000円から15,000円が相場となります。
基本的には外壁塗装と一緒に価格に盛り込まれていることが多いです。
なお、塗装のみでは対応することが出来ない破損がある場合は、水切りの交換を提案されるでしょう。
部分交換のみであれば10,000円から60,000円前後、水切りの交換と塗装をしなければならないケースは50,000円から100,000円になります。
また、水切り塗装は使用する塗料によって費用が変わってきます。
選ぶ塗料によっては1mあたり最大で1,800円ほど価格が変わることもあります。
塗料ごとにどのくらい費用が変わるのか、詳しく紹介します。
ウレタン塗料
1mあたりの相場が600円から800円前後と価格が安いのが特徴です。
費用を出来るだけ抑えたい、水切りにそこまでお金はかけられないと考える方にはぴったりの塗料です。
ただ安いのは魅力ですが、耐久性は他の塗料に比べて劣ります。
シリコン塗料
相場が600円から800円と安い単価でありながら、耐久性が優れているのが魅力です。
安さもほしいけれど耐久性も譲れない、というのならシリコン系がおすすめです。
フッ素塗料
見た目の美しさにこだわりたい、水切りもしっかりと保護したいのならフッ素塗料がいいでしょう。
単価が1,300円から1,800円と高めですが、その分耐久性があり、見た目も美しく仕上がります。
水切りの塗装の流れ
では、具体的に水切りはどのような流れで塗装されるのでしょう。
ここでは水切り塗装の工程を紹介します。
①ケレン作業
手作業でヤスリがけをし、経年劣化などで剥がれ落ちた塗料や錆びなどを削ります。
また、塗装面に微細な傷を付け、塗料の食いつきを良くします。
ケレン作業をおろそかにすると、塗料の密着性が悪く、早期剥離に繋がります。
②下塗り
水切りの素材に適した下塗り材を選んで刷毛やローラーで塗布します。
下塗りを丁寧に行うことで上塗り塗料が密着しやすくなり、耐久性を確保することができます。
③中塗り
お客様が選んだ色・艶の仕上げ材を塗装します。
中塗り、上塗りと同じ塗料を2回に分けて塗装することで塗膜の厚みや艶が均一になります。
④上塗り
もう1度仕上げ材を塗装し、仕上げを確認して完成です。
塗装工事のことならK’S CREATEへ!
外壁塗装では水切りの他、雨樋や軒天など、劣化した場所は一緒に塗装することをおすすめします。
「今回は外壁だけ、他の部分はまた今度」とすると、費用はかさみますし、手間もかかります。
また、外壁も付帯部も大体同じペースで劣化していくものです。
大切なお住まいを保護するためにも、お住まい隅々を調査し、適切なメンテナンスをすることで寿命を延ばすことができます。
あなたのお住まいのどの部分の塗装が必要か、当社では現場調査でご案内します。
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