屋根カバー工法がオススメな6つの理由
投稿日:2023年12月22日
屋根のメンテナンス方法は大きく分けて屋根塗装・葺き替え工事・屋根カバー工法の3つがあります。
屋根塗装は塗装の塗り替えをして防水性を向上させる工事です。
葺き替え工事とは古い屋根を撤去し、新しい屋根を葺く工事です。
今回ご紹介する屋根カバー工法は古い屋根を撤去せず、新しい屋根を葺く工事です。
中には「そんなことしていいの?」と驚かれるお客さまもいらっしゃいますが、一般的な工事であり、メリットも沢山あります。
この記事では、屋根カバー工法は何が優れているのか、デメリットはあるのか、作業工程などについて詳しく解説していきます。
ぜひご参考になさってください。
屋根カバー工法がオススメな6つの理由
屋根カバー工法とは、今ある屋根の上に新しい屋根を乗せて屋根を増強する工事です。
瓦屋根や劣化が著しい屋根には施工できません。
カラーベスト(スレート屋根、コロニアル)や金属屋根の場合に用いるリフォーム方法です。
どのようなメリットがあるか、1つずつ見ていきましょう。
断熱性・防音性・防水性が向上する
屋根カバー工法は屋根の上にもうひとつ屋根を乗せるという手法のため、屋根が二重になります。
そのため、断熱性・防音性が向上します。
また、既存屋根の上に防水シートを敷くため、防水性が上がります。
工期が短い
一般的な大きさのお住まいの屋根葺き替え工事に14~20日程度かかるのに対して、屋根カバー工法は、約10日~14日で終わります。
工期が短ければ周囲にかかる迷惑も減りますし、ストレスも少なく済むでしょう。
長い間工事の職人さんが家の屋根の上にいるのはあまり良い気分ではないかと思います。
工期が短いと人件費も少なくなるので大きなメリットと言えます。
コストが抑えられる
屋根葺き替え工事だと現在の屋根を取り壊し、新しい屋根を取り付けるという作業になります。
しかし、屋根カバー工法は既存の屋根材を撤去しないため、屋根の撤去費用・処分費用が安く済みます。
(棟板金や雪止めなどの一部の役物は撤去します。)
屋根のリフォーム工事は安い買い物ではないので、コストを抑えられるのは嬉しいですよね。
費用相場は屋根葺き替え工事で約70~260万円。
屋根カバー工法で60~250万円で、屋根カバー工法の方が安く済むことがほとんどです。
費用は屋根の広さ、使用する屋根材などにより大きく異なります。
アスベスト対策になる
屋根材によっては、アスベストが含まれているものもあります。
そのような屋根を解体する時には、アスベストが飛散します。
屋根カバー工法を用いれば、アスベストを含む屋根を閉じ込め補強できるので、アスベスト飛散のリスクを低下させられます。
野地板の結露防止になる
屋根材の下には防水シート、更にその下には野地板という屋根全体を支える下地材が設置されています。
屋根カバー工法は野地板の天敵である結露の防止になるというメリットもあります。
一例として、屋根裏が高温多湿の状況で冷たい雨が降った場合は大きなダメージを受けます。
結露によって野地板が腐食すると、屋根材を固定する力が低下します。
カラーベストの上に断熱材付きの金属屋根を葺くことで、野地板裏面の温度が約15度も低くなるというデータが得られています。
若干ではありますが、野地板直下の空気温度も下がるので結露防止になります。
構造材を傷めず施工できる
お住まいによってはカラーベストを留めている釘が強固に打たれている場合があります。
比較的新しい屋根を無理に剥がすと屋根の構造材(垂木や野地板)に負荷を与えてしまいます。
屋根を撤去しない屋根カバー工法なら、構造材を傷めずに施工できます。
屋根カバー工法のデメリット
屋根カバー工法も良いことばかりではありません。
屋根のリフォーム方法を検討するうえで、デメリットも知っておきましょう。
瓦屋根には施工できない
屋根カバー工法は軽量の屋根に軽量な屋根を葺く工事です。
そのため、重みのあり、凸凹とした瓦屋根には施工できません。
瓦屋根のリフォームは葺き替え工事のみ、種類によっては葺き替え工事か塗装工事を選択します。
耐震性が低下する
屋根を二重にするということは、それだけ屋根の重量が増すということです。
そのため、若干ではありますが地震の時の負荷が大きくなります。
屋根カバー工法で使用される屋根材は軽量なものなので、それほど大きな負担になる訳ではありません。
ただ、地盤の緩い地域に住んでいるなど耐震性に不安がある場合は屋根カバー工法よりも屋根葺き替え工事を選択した方が安心です。
屋根カバー工法の工程
実際に屋根カバー工法で工事が行われる場合、どのような作業工程で行われるのでしょう。
ここでは詳しい作業手順をご紹介します。
①高圧洗浄
古くなった屋根はゴミやホコリで汚れています。
まずは、屋根の汚れを取り除き、新しい屋根を取り付けるための下準備を行います。
②棟板金などの撤去
棟板金や雪止めなどを撤去して、新しい屋根を被せられるようにします。
棟板金とは屋根の頂上に設置されている山型の板です。
後の工程で新しい棟板金を取り付けます。
③防水シート(ルーフィング材)を張る
防水シートは名前の通り水分を防止するためのシートで、雨漏りを防いでくれます。
屋根材が破損しても、その下の防水シートに問題がなければ雨水が入り込みません。
④新しい屋根材を葺く
新しい屋根材はガルバリウム鋼板という種類が主流です。
金属屋根ながら錆びに強く、軽量で耐震性が高いのが特徴です。
⑤貫板・棟板金を設置する
貫板は棟板金の下地材です。
屋根の頂上に貫板と棟板金を設置します。
⑥仕上げ
部材同士の隙間をコーキング材で埋め、完成です。
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K’S CREATEでは屋根工事の施工実績が多数ございます。
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