ジョリパッド外壁は塗装が必要?不要?
投稿日:2023年5月19日
ジョリパット外壁とはアイカ工業の製品で、モルタルなどの外壁に使用する仕上げ用の塗材です。
ジョリパット外壁は耐久性が高いので、「外壁塗装をする必要がないのではないか」と思う方もいるでしょう。
確かにジョリパットは寿命が長いことが知られています。
しかし、ジョリパット外壁にしたからといって塗装不要と言えるのでしょうか。
この記事ではジョリパット外壁の塗装の必要性について解説します。
ジョリパット外壁の塗装の必要性
ジョリパットは湿式工法で使用する塗り壁材で、吹き付けにもコテ塗りにも対応しています。
180色ものカラーがあり、耐候性が高く退色しにくいタイプや、ひび割れ防止タイプなどの機能性を重視した製品だけでなく、気温の低い冬にも施工できる製品もあります。
外壁用だけでなく内装でも利用しやすい塗材もあるなど、さまざまなニーズに応えられることから仕上げ材として広く用いられています。
多様な目的で利用できる100種類以上の製品ラインナップがあるため、塗装不要と思われている傾向があるのは事実です。
実際には、ジョリパット外壁の塗膜が劣化した際には塗装をする必要があります。
ジョリパットの種類や環境によって違いはありますが、一般的には8年~10年に1回くらいの頻度で塗装をし直すのが理想です。
塗装をしないと外壁そのものが劣化する原因になるので注意しましょう。
塗装が不要と思われるのはなぜ?
ジョリパット外壁は塗装が不要としばしば誤解されているのには理由があります。
ジョリパットは耐候性が高くて色褪せが起こりにくい製品がほとんどだからです。
塗膜の柔軟性・弾力性も優れているため、塗膜自体は割れにくい性質もあります。
一度施工したらずっと使えると思われてしまうのは、耐久性を重視した設計の製品が多いからです。
しかし、ジョリパットも雨や風、太陽の紫外線などの影響によって劣化します。
塗膜に傷が付いてしまうと、外壁を保護する機能が失われてしまいます。
外壁を保護できる状態を維持するために、定期的に塗装メンテナンスをする必要があります。
「事業内容・工事メニュー > 外壁塗装」については、こちらのページです。
ジョリパット外壁の塗装のタイミング
ジョリパット外壁の塗装時期は約8年~10年と言われていますが、これはあくまで目安です。
環境によってはもっと早く塗装が必要になる場合もあります。
あまり外壁に支障がない環境の場合には15年以上も保護性能が維持されることもあります。
そのため、安易に定期的に塗装すれば良いと考えずに必要なタイミングで塗装することをおすすめします。
ここではジョリパット外壁の塗装をすべき兆候について解説します。
色褪せ
ジョリパットは色褪せをしにくい仕上げ塗材ですが、経年劣化によって薄くなると色褪せてきます。
色褪せは塗膜が割れやすくなり、外壁の保護機能が低下する兆候です。
ジョリパットで塗装した時点での色合いを写真で記録しておいて、定期的に色合いの変化を見るようにしましょう。
明らかな色の変化がわかったときには外壁塗装の検討時期です。
撥水力の低下
ジョリパット外壁には撥水力がありますが、劣化すると水をはじきにくくなります。
塗膜が薄くなって劣化すると雨が降ったときに水が残りやすくなり、外壁そのものを劣化させる原因になるので塗装をし直す必要があります。
撥水力の低下は素人が見ただけではわかりづらいので、専門家に見てもらいましょう。
定期的に住宅診断を受けてジョリパットの劣化が指摘されたときには外壁塗装を依頼するのがおすすめです。
汚れの蓄積
ジョリパットは湿式工法なので水洗いによって汚れが落ちやすい性質があります。
汚れが落ちにくくなってきたら塗膜が劣化している兆候です。
定期的に外壁を洗う習慣を作ると、汚れの落ちにくくなってくるのに気づくことができます。
ジョリパットのデザインによっては凸凹していて汚れやすいこともありますが、水洗いをすれば綺麗になります。
汚れが落ちにくいのはデザインの問題ではなく劣化が原因だと考えて塗装を検討しましょう。
「屋根・外壁のリフォーム、防水工事が初めての方へ」は、こちらのページです。
ひび割れ
ジョリパットにひび割れが見られたらかなり劣化が進んでいます。
ジョリパットは弾力のある塗膜を形成するので割れにくい性質がありますが、下地がきちんとできていないと比較的短期間で割れてしまう場合があります。
ひび割れを起こしてしまうと雨が降ったら水が外壁内部まで浸透して雨漏りを起こすリスクがあります。
ひび割れができると見た目も悪くなるので、速やかに塗装をして改善するのが大切です。
コケや藻の発生
ジョリパットの表面にコケや藻、カビなどが発生していたらかなり劣化が進んでいる状況です。
ジョリパットの種類によって違いはあるものの、抗菌性のあるジョリパットもあります。
それでもコケや藻などが発生している場合には外壁の保護能が落ちているのが明らかです。
洗浄してコケや藻を取り除くとしばらく発生しないこともあるので、まずは綺麗にすることから始めましょう。
すぐにまたコケや藻が見られたときには劣化していると言えます。
できるだけ早めに塗装をして外壁自体が劣化しないように対策しましょう。
「外壁塗装の費用相場は?20坪~60坪まで坪数ごとに解説!」は、こちらのページです。
ジョリパット外壁を長持ちさせるコツ
ジョリパット外壁は日常的なメンテナンスや導入時の処理方法によって長持ちさせることができます。
ここではジョリパットの寿命を延ばすための3つのポイントを解説します。
定期的にブラシ洗浄をする
ジョリパット外壁はいつも綺麗な状態にしておくだけで長持ちします。
そのため、表面の汚れは定期的に水洗いしましょう。
高圧洗浄機を家庭でも使用しているケースがありますが、ジョリパットは高圧洗浄機による洗浄に適していません。
水圧が高いと塗装が剥げてしまうので、基本的にはホースやバケツで水をかけるくらいにするのが適切です。
ジョリパットの汚れはブラシを使って優しく落とすのが効果的です。
ブラシでこすっても汚れが落ちなくなってしまったなら、ジョリパットが劣化していると考えて塗装をし直しましょう。
汚れにくいデザインを選ぶ
ジョリパットはデザインによって汚れやすさに違いがあります。
凹凸が多くて汚れが落ちにくいデザインのジョリパットを選んでしまうと、日常的な洗浄の手間がかかるだけでなく、ブラシをかけるときに傷つけてしまうリスクもあるので注意が必要です。
フラットなデザインのジョリパットにすると長持ちしやすくなります。
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ジョリパット外壁は定期的に塗装をしなければ外壁自体の劣化を招くことになります。
色褪せやひび割れなどの兆候が見られたときにはできるだけ早めに外壁塗装をしましょう。
K’S CREATEではジョリパット外壁の塗装の施工実績が多数ございます。
外壁の状態やお客様のご希望内容、ご予算に応じ、最適なプランを提案させていただきます。
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