外壁塗装を依頼するのは塗装業者?ハウスメーカー?それぞれのメリットとデメリットを解説します!

投稿日:2024年7月5日

外壁塗装をお願いする際、相談するのは塗装業者か、ハウスメーカーかどちらにしますか?

実はどちらに依頼するかによって、費用や対応内容に違いが出てくるんです。

 

この記事では、塗装業者とハウスメーカーの特徴を詳しく紹介します。

それぞれのメリットとデメリットを理解し、ベストな選択をして後悔のない外壁塗装工事にしましょう。

 

ハウスメーカーの特徴

ハウスメーカーは住宅の設計、建設を行う企業です。

そんなハウスメーカーに外壁塗装を依頼した場合、どのようなメリットとデメリットがあるのか紹介します。

 

ハウスメーカーに外壁塗装を依頼するメリット

外壁塗装を依頼するのは塗装業者?ハウスメーカー?それぞれのメリットとデメリットを解説します! (2)

①家を建てたときのデータが残っているので楽

家を建てた際の図面やデータの情報をハウスメーカーは残しているので、外壁の素材や使用されている情報をもとに適したブランを提案してくれます。

例えば、既存外壁と新しい塗料の相性が悪く、塗装して何年も経たない内に塗膜が剥がれてしまうことがあります。

せっかく高いお金を支払っても、すぐに剥がれては意味がありませんし、寧ろ損をします。

詳しいデータを確認できるハウスメーカーなら適切な塗料を選択してくれるでしょう。

 

細かな段取りや確認についても、家を建てたハウスメーカーなら丸ごとお任せできます。

外壁塗装に関する細かな心配や手間がかからないのがハウスメーカーの良いところです。

 

②施工時期の融通が利く

ハウスメーカーの多くは下請け業者が施工をするため、繁忙期でも施工時期が調整しやすいです。

「この時期に工事をしたい」という希望がある場合や、「梅雨の時期など天候に左右される時期を避けたい」という場合もスケジュールの調整を柔軟に行ってくれる可能性が高いです。

 

③塗装以外の工事も対応してくれる

外壁塗装以外にも工事をしたいところがある場合、ハウスメーカーならまとめて依頼できるでしょう。

例えば、外壁塗装と併せて太陽光パネルの設置、室内のクロスの張り替えなども一緒にお願いできます。

そのため、複数の業者に連絡して打ち合わせをするという手間が省けます。

 

ハウスメーカーに外壁塗装を依頼するデメリット

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①費用が高い

ハウスメーカーに外壁塗装を依頼すると、実際に施工するのは下請けや孫請けであることが一般的です。

この際、中間マージンが発生し、工事費用に料金が上乗せされます。

中間マージンはハウスメーカーや下請け業者が実際に行う業者から得る手数料のことです。

更に、ハウスメーカーは広告費や営業経費も多く、それらの費用も見積もりに反映されることが多いです。

このような理由から、費用を抑えたい場合は塗装業者に依頼することも検討しましょう。

 

②塗料の選択が限られる

ハウスメーカーでは自社が取り扱っている外壁材に対し、どんな塗料が適しているか検証を行っています。

塗料と外壁材の相性が良いというメリットはありますが、その反面、選べる塗料のレパートリーは少ないでしょう。

仕上がりの色や塗料の性能に強いこだわりがある方は、事前にハウスメーカーに確認する必要があります。

 

③施工品質にバラつきがある

ハウスメーカーに依頼した場合、実際に施工するのは下請けや孫請けであることから、施工品質にバラつきがある可能性が高いです。

ハウスメーカーの監督が必ずしも現場に常駐するとは限らないので、細かなチェックが行き届かず、ムラができたり乾燥時間が不足している場合があります。

このようなリスクを避けたいという場合は優良塗装業者を自ら探して依頼することも考えましょう。

 

塗装業者の特徴

塗装業者は外壁塗装や屋根塗装を専門とする業者です。

地元の塗装業者に外壁塗装を依頼するとどのようなメリット・デメリットがあるのか、1つずつ見ていきましょう。

 

塗装業者に外壁塗装を依頼するメリット

外壁塗装を依頼するのは塗装業者?ハウスメーカー?それぞれのメリットとデメリットを解説します! (1)

①低価格で工事ができる

下請けや孫請けに依頼しない、自社施工の塗装業者に依頼すれば営業から施工まで自社で完結するので、中間マージンのような余計な費用がかかりません。

外壁塗装の費用は一般的な大きさのお宅で100万円以上かかることも。

同じ工事内容でも、ハウスメーカーと塗装業者とで数十万円の差が出ることは珍しくありません。

 

②沢山の塗料から選べる

塗装業者はさまざまな塗料メーカーの塗料を取り扱っているところが多いです。

最新の技術を採用している塗料も取り扱っているので、見た目や機能性を重視したい方にもおすすめです。

例えば、遮熱性があって室内に届く暑さを軽減してくれる塗料、虫を寄せ付けない塗料、特に汚れにくい塗料などがあります。

塗料だけでなく、耐久性を高めるための下地処理など、細かな要望にも応えてくれるでしょう。

 

③外壁塗装に関する知識が豊富

塗装工事の専門家である塗装業者は知識や経験が豊富です。

そのため、外壁の状態や使用塗料の特性を的確に判断し、ベストな施工方法を複数提案してくれます。

また、施工実績の豊富さからさまざまな状況に対応できるため、高い施工品質にも期待できます。

 

塗装業者に外壁塗装を依頼するデメリット

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①優良業者を見つけるのが大変

塗装業者は良い業者ばかりではなく、中には手抜き業者や法外な金額を請求するような悪徳業者も存在します。

業者探しの際はHPや口コミの確認、施工実績などを確認しましょう。

また、大抵の塗装業者が現場調査・見積もりを無料で行っています。

複数の業者から見積もりを取り、価格、対応の善し悪し、アフターフォローの内容など、比較検討して契約しましょう。

 

②繁忙期は依頼できない場合がある

小規模な塗装業者や人気の塗装業者の場合、繁忙期は予約がいっぱいで、時期をずらさなければならないことも。

外壁塗装の繁忙期は天候が安定しやすい3月~5月、9月~11月頃です。

外壁塗装は雨の日が続くと工期が延びるなど、天候によって左右される工事です。

希望する時期に完工させるのが難しい場合は、別の業者へ依頼することも考えなければなりません。

 

まとめ

外壁塗装の依頼先を検討する場合は、ハウスメーカーと塗装業者の特徴を理解し、ご自身のニーズに合った選択をしましょう。

安心して任せたいならハウスメーカーに。

費用を抑えたい、品質を重要視したい場合は塗装業者がおすすめです。

 

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