屋根塗装をしないと、どうなる?塗装のタイミングは?

投稿日:2023年3月28日

雨風を凌ぎ、快適な生活ができているのは屋根が我々を守ってくれているおかげです。

その屋根は、屋根材にもよりますが定期的な塗装工事が必要です。

とは言え、「なぜ塗装が必要なのか」、納得した上で工事をしたいものですよね。

 

そこで今回は、屋根塗装をしないとどうなるか、塗装するタイミングなどを詳しくご紹介します。

新築から10年以上、屋根塗装をされていない方はぜひご覧ください!

 

 

塗装が必要な屋根材は?

屋根塗装が必要な屋根材は以下の通りです。

・化粧スレート(カラーベスト、コロニアル)

・トタン

・セメント瓦

・モニエル瓦

・ガルバリウム鋼板

 

一般的な住宅に用いられている屋根材で、塗装の必要がないのは『日本瓦』くらいです。

ご自宅の屋根材が日本瓦でなければ、基本的に塗装工事が必要とお考えください。

 

ちなみに、日本瓦の漆喰は定期的に詰め直し工事が必要です。

「事業内容・工事メニュー > 瓦屋根・漆喰工事」については、こちらのページです。

 

 

屋根塗装をしないと、どうなる?

屋根塗装をしないと、どうなる?塗装のタイミングは? (2)

では、屋根塗装をしないとどのようなことになるのでしょう。

屋根塗装をしないで放置し続けた場合、起こり得るトラブルを1つずつご紹介します。

 

 

美観を損なってしまう

屋根塗装は防水性や防カビ・防藻性を持つ塗料を塗り、屋根を保護材を保護することが第一の目的です。

ただ、見た目が綺麗になることも屋根塗装のメリットです。

 

しかし、塗装をしないと色褪せが進み、防水性が低下するとカビや苔が繁殖しやすくなります。

塗装が持つ低汚染性の効果も失っていくので、汚れも付着しやすいです。

資産価値を維持するためにも、塗装をして美しい屋根に蘇らせましょう。

 

 

屋根材の寿命が縮んでしまう

屋根塗装をしないと、どうなる?塗装のタイミングは? 3

塗装には屋根材を保護する力を持っているのですが、年月が経つにつれて徐々にその機能が低下していきます。

そのため、適切な時期に塗り替えを行わなければ、屋根材そのものが傷んでしまいます。

 

屋根材自体が劣化し、寿命がきてしまうと塗装ができなくなってしまいます。

そうなると、塗装よりも大掛かりな屋根重ね葺き工事や屋根葺き替え工事が必要になり、費用も高額になります。

 

 

雨漏りが起こる

定期的に屋根塗装を行わないと、塗膜の劣化により屋根材の防水性が低下します。

屋根表面の防水機能が低下すると、「屋根が乾燥し、雨が降って雨水を吸収し・・・」を繰り返し、ひび割れや欠けが起こってしまいます。

そうなれば屋根材にできた隙間から雨水が入り込み、雨漏りを起こしてしまいます。

 

雨漏りはお住まいの構造部分に浸食して部材を腐食させたり、シロアリやカビを発生させてしまいます。

これにより、最悪の場合、お住まいの建て替えが必要になることも。

そうならないように、定期的な塗装メンテナンスでお住まいを守ってあげましょう。

「雨漏りを放置すると危険!見つけたら早めの修理が必要です!」は、こちらのページです。

 

 

屋根塗装をするタイミングはいつ?

屋根塗装をしないと、どうなる?塗装のタイミングは? (1)

屋根塗装は新築から、または前回の塗装工事から10年後が目安です。

 

しかし、この10年というのはあくまで目安で、使用されている塗料やお住まいの環境によっても異なります。

そのため、屋根の劣化状況に応じて塗装時期を判断するのが最適です。

 

ただし、ご自身で屋根に上って劣化状況を確認するのはやめましょう。

万が一、落下してしまったら怪我を負いますし、命に関わる恐れもあります。

塗装業者のほとんどが、調査を無料で行っているのでご活用ください。

「屋根・外壁0円診断」については、こちらのページです。

 

地上から屋根が見える場合は、以下の症状を塗り替えの目安としてください。

 

 

塗り替えの目安①屋根が色褪せている

屋根塗装をしないと、どうなる?塗装のタイミングは? 2

屋根の色が薄くなっていたら塗装が必要かもしれません。

色褪せが進行するほど屋根の劣化が進んでいて、見えない部分が破損している可能性があります。

 

 

塗り替えの目安②塗装が剥がれている

屋根の塗装が剥がれていたら、塗り替えが必要です。

塗装が剥がれているということは、その部分は屋根を守れていないということになります。

塗装の剥がれを放置すると、紫外線や雨水が直接、屋根材に当たって劣化が早まります。

 

屋根材の寿命を縮めてしまうので、多数の部分に塗膜の剥がれが見られる場合は屋根塗装をオススメします。

 

 

塗り替えの目安③屋根が破損している

屋根の一部がひび割れている、欠けているという場合は、メンテナンスが必要です。

軽度なものなら、塗装工事で補修をします。

重度な場合は屋根重ね葺き工事や屋根葺き替え工事が必要になることもあります。

いずれにせよ、放置できない状態ですので、業者に調査を依頼しましょう。

「屋根はカバー工法と葺き替え工事、どっちがいい?」は、こちらのページです。

 

 

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